CYANが発売されましたね。
僕は業界誌とかあまり詳しい方じゃないのですが、このCYANって雑誌は業界から結構注目されているようですw
CYANの内容のことはさておき、僕自身のカットやパーマもいつも担当して頂いている川畑タケルさんの記事があったので、大至急読みましたw
するとあるフレーズが僕の心の中にスッと入ってきました。それはこちら:
[su_quote cite=”川畑タケル(ビュートリアム七里ケ浜店)“]若い頃はわざと忙しいところに身をおいたことは、すごく意味があったと思う。心に押し迫ったものがあると、それだけ感情が豊かになるでしょ。幸せもいいけれど、それだけでは楽なものしか生まれてこないんじゃないかな。[/su_quote]
「若い頃はわざと忙しいところに身をおいたことは、すごく意味があったと思う。心に押し迫ったものがあると、それだけ感情が豊かになるでしょ。」
スタッフのために、お客様のために、国のために、人のために、と幸せを求め走り続けている僕ですが、このフレーズより見失っていた大事な何かを思い出した気がします。僕もまだまだ未熟で、若くてどんどん新しいことにチャレンジをし、常に自分にプレッシャーをかけ、あえて忙しい環境に身を置いてきましたが、それが経験といえば結果論かもしれない。でも間違いなく感じることは「感情が豊かになる」。良くも悪くも沢山の刺激を受け今の自分に至っていることは当然のことで、それにより新しい発想が生まれ、新しいデザインが生まれている。
[su_divider top=”no”]「幸せもいいけれど、それだけでは楽なものしか生まれてこないんじゃないかな。」
そう、経営者としてスタッフには幸せになって欲しいと思う事は当たり前の事で、ついつい与えすぎてしまうところがある。このバランスこそがマネージメントだと思っております。
どこまで与えるか。
どこまで叱るか。
どこまで泳がせるか。
どこまで自分で考えさせるか。
いつ背中を押してあげるのか。
いつ止めてあげるのか。
いつ離すのか。
いつ相談に乗るのか。
言い出したら切りがないほど、タイミングや加減の「バランス」が大事で、常に試行錯誤しながら日々を迎え、成長し続けるしかない。でも与えて与えて、結果「幸せ」だけが残るとしたら「それだけ楽なものしか生まれない」と言う。。。←確かに。。。
そうだ、そうだよね。自分にとっての幸せってひとそれぞれ違うけど、このご次世「楽から生まれるもの」を武器にしては絶対生き残れない気がします。僕らもassortという名前をつけた以上はひとりひとりの個性をしっかり尊重して、「うちはこーだらこー」で釘を刺すのではなく、「聞く姿勢」と「柔軟性」を忘れることなく、常に新しいものに変化し続けなければならない。それが僕らの宿命で、それこそが僕らの軸である。
でもやっぱり「幸せ(美容が好き)」だけではなく「上手くなりたい」という気持ちも存在しないと今後は本当に厳しいであろうなと思う。でも人間だし、常にそれだけを考えろとは言いません。2割でも3割でもいいからその気持ちをストレスになりすぎないようバランスよく保ってもらいたい。
[su_divider top=”no”]そして、最終的に伝えたかったのは、
今ヘアデザイナーを目指してる方、ヘアデザイナーとして活躍している方(私含めて)、
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今、楽(らく)しすぎてませんか?
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ふとそんなことを思い、刺激を受けました。もっとがんばろ。
ではhave a nice day-
ken.kobayashi
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