本気で集客しようとしてますか?

 

さて、先日美容師の道に足を踏み入れて10年目を迎えました。

 

日本美容学校を卒業し、東京で3年半アシスタントをしニューヨークへ拠点を移したのが2012年。

そしてASSORT INTERNATIONAL HAIR SALON NEW YORKを経て

VACANCY PROJECT にクリエイティブディレクターとして参加してもうすぐ1年。

 

改めてデザインについて考える2017年が始まりました。

私はニューヨークに来て約5年、毎日ファッション業界・アート業界だけに限らずクリエイティブなお客様の髪を切っています。

いいデザインを作ることへのこだわりと積み重ねを続けてきたおかげで、ニューヨークの未来を担う若いアーティスト、ミュージシャン、クリエイターのお客様たちが毎日私の元へおとずれます。

日本人が海外に来て、どうやって成功するのか?

そう簡単ではありません。

しかし答えはシンプルであります。

 

いろんなところに足を運び、たくさんの音楽を聞き、その国と街の文化に直接触れ、いいアートを見て、素敵なレストランでいい食事をし、たくさんの人と会い、話を聞き、刺激を受け、先入観を持たずに苦手なものや興味の無いものを受け入れ、自分のアンテナを常に張り続けて吸収し成長し続けること。

誰もが髪を切ることを必要とする世の中で、ニューヨークという競争率の高い刺激に溢れた街で移民である日本人の私がたくさんの人の心を掴むヘアスタイリストでいるためには、どれひとつも欠かせないのです。

もちろん人とのコミュニケーションのために英語の勉強は常に、一生、欠かせません。(私は今でも毎日英語を勉強し、プロとして人からお金をいただき食べていくことの価値を感じています。)

 

デザインに関しては、人の真似をしないこと。

自らの感性で作り出すこと。

 

そして自分の生み出したデザインが流行りとなり、そのトレンドが世界中のオシャレな人たちを虜にして誰もが私に髪を切ってもらいたいと思ってもらえる美容師を目指すこと。

東京にいた頃は”外国人風”に憧れていて、海外のオシャレな人たちのスタイルを真似し、海外で流行っていることを東京スタイルに落とし込み、誰かが作ったものをフォローすることに必死でした。

 

しかし、今私は自分の手でデザインを作り、それがニューヨークという街で話題になり、連鎖となり、人を引き寄せるところまで来ているのです。

しかしいつも忘れてはいけないこと。

美容師はアーティストであるが、ピカソではないということ。

 

今はソーシャルメディアがマーケティングのほぼ9割を占めている世の中ですが、デザインを作って世の中に発信するだけでは自分よがりでオナニーと一緒。

”答え合わせ”

を忘れてはいませんか?

 

お客様のニーズと、流行りと、自分の作っているデザインが必ずしもマッチするとは限らない。

だからお客様は他のサロンにいってしまうし、みんな刺激を求めて次のステップを踏み出している。

ニューヨークにいるオシャレな子達ならなおさら、ものすごく優れた感覚を持っているので、失客するのも簡単なのです。

 

私は絶対にデザインに関して自分よがりにならず、本当に心の底から人を感動させることができているのかどうか、そしてスタッフや自分を雇ってくれている人、全ての人が幸せがどうか考えます。

 

人を幸せにできない人は幸せになれないし、お金を稼ぐこともできません。

常に誰かの気持ちを考え、人の立場になり、物事を考える人たちが成功するのであり、それを忘れがちなのが小さな成功を遂げたばかりの人たち。

 

人生は学びの連続で、私はそれを知っている限りデザイナーとして無敵だと感じています。

 

自分の今おかれている環境に感謝し、全力でデザインを作り続けること。

そして本当にそのデザインが人を幸せにしているかどうか神経質に感じ取ること。

それがデザインとニーズの答え合わせで、人をより一層引き寄せる引き金になると信じています。

 

 

10年目とはいえ、私の美容人生はまだまだ始まったばかり。

たくさんの人に出会い刺激を与え合い、ニューヨークの新しいカルチャーを作っていく一員として成長し続けていきたいなと常に感じています。

 

自分の本当にやりたいこととと向き合うことはとても怖いことですが、それが人生。

みなさん、今日も明日も何かに挑戦してますか?

声を大にして自分のやっていることを大好きと言えますか?

そうでなければ、早く無茶しないと、本当にできなくなりますよ!

私達は日々墓場への道を歩き続けていますから、昨日より今日、今日より明日、やりたいことがあるなら今すぐ実現しないと、年をとってしまうだけ。。

今日がいい日かどうかは関係ありませんからね。

それは see you later ! 🙂

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