30歳になりました。一番最初に思い浮かんだこととは。。。

今日は4月20日。僕の誕生日です。

僕と同じ誕生日の有名人はこちら:

ナポレオン3世(政治家)
アドルフ・ヒットラー(政治家)
大沢樹生(光GENJI)
ミランダ・カー(ファッションモデル)

と、メンツの濃いメンバーでございますw
※ちなみに、その他有名人はこちら (http://www.d4.dion.ne.jp/~warapon/data00/birth-0420.htm

さて、とうとう30歳になりました。皆さんは自分の将来をどのように描いているのでしょうか?

僕はといいますと。。。

正直あめり年齢を意識したことがなく育ったので、(アメリカの教育方針だと小学校から高校まで、同じクラスでも年齢がバラバラとか結構普通で、あまり年上とか年下とか意識したことがない)あまり「年齢」に対してのヴィジョンはなかったんですけど、どちらかというと「今の自分の5年後、10年後、15年後」って感じで5年刻みに自分の将来を考えたり描くことが多い気がします。19歳のときに単身で日本きて、はじめての日本での生活がはじまって、今年11年目となります。去年は10年目ということでNY出店だったり、アメリカはじめ海外へいく機会を積極的に増やしたので、「さー、4年後は??」って感じかな?

何歳になっても夢と希望を絶対捨てちゃいけない。この想いはずっと持ってるでしょうね。

それでも、なんだか30歳っていうと、こーなんていぅーかなー、、、切りがいいというか、自分を振り返るタイミングというかー、、、何気に色々考えてしまうことも正直あります。

でも仕事の細かい内容はさておき、
30歳を迎えて一番最初に思い浮かぶのは「奥さんへの感謝」ですかね。

僕は25歳で結婚したので、早くも5年が経ちました。非常に内容の濃い5年間です。結婚してからすぐ完全独立を決意し、青山にお店をオープン。そしてすぐニューヨーク出店、そして今月オープンする青山の2号店。

今も沢山苦労させてしまっていますが、独立当初も通帳残高2万円を切ってマクドナルドでさえも嫁におごれなかったけど、彼女は文句ひとつ言わず、毎朝、毎昼、毎晩のように納豆ご飯生活を一緒にしてくれました。そりゃ僕だって男なので嫁に贅沢させたい、いいところ連れてってあげたい、美味しいご飯を食べさせたい。。。でも。。。お金がない、仕事が忙しい、さらに時間もない、、、本当に申し訳ない身でございます。

当時9人のスタッフだったけど、僕は皆の前では弱音ひとつみせたくなく、強気な態度と姿勢なものですから、お金や時間がないうえに仕事も上手くいかなかったりして、眠れない日々も続き、ストレスのピークを超え始めていた気がします。そんな僕の状態も(嫁は)感じとって心配してくれていただろうが、彼女はあえて突っ込まずに暖かく見守ってくれました。何気ない毎日の「お帰り」や「ただいま」に救われていた自分がいた気がします。

普通だったらこの経験値やスピードで店舗展開や借金背負う旦那に色々疑問や質問はあると思う。でも(嫁は)なにひとつ問わず、不安もたくさんあっただろうが、ずっと信じ続けてきてくれました。だからこそ僕も頑張れるし、絶対成功してやると思える。すんごい昭和的な考え方かもしれないけど、なんだろう、この関係性は言葉にはできない「美しさ」を感じます。「人を信じる心」という大切な勉強をさせて頂きました。ずっと「俺」が二人を引っ張ってたつもりがなんだか、今思えば、逆に学ばせてもらってたんだなーと素直に思う。

30歳になった今日、一番最初に頭に思い浮かんだのは、

「真有美、いつもありがとう。愛しているよ。」

世界、夢、希望なども大事だけど、
一生に一度の人生において、この世ので一番大切はものは、意外にも一番身近にいる人でした。

「これからもよろしくね。」

小林 憲

hakone 018 copy

 

 

twitter: @assort_ken
instagram: assort.ken
facebook: the.ken.kobayashi
youtube: ASSORT FILMS