僕が編集長だったら・・・

皆さんこんにちはーーーー^^この前母の日のプレゼントとしてオカンにブログを書いたらとっても喜んでくれた。いやぁー良かった^^ (ちなみにこれね:http://www.topxartist.com/blog/?p=1482

さて、、、この前美容院にいって(はい、僕がカットするんじゃなくて、僕がカットしてもらうためにね)いつも担当してくれている美容師さんと話をしていたら気付いた点がいくつかあった、、、彼は僕らの業界でいうと大御所らしく(本当、知らない人がいないぐらい有名人みたい)、昔の話をちょっと聞く事ができた。昔はファッション誌とかにヘアスタイル特集などなかったみたいだね。ファッションメインで美容室とかが特集されるような時代じゃなかった。(美容室や美容師にウエイトがなかったのかな・・・?)そんなとき、(どんなきっかけまでかはわからないが)「なんでこういうことしないの?」みたいな問いかけをライターさんや編集の方に投げたら「おもしろそうだからやってみようか^^」的に感覚だったみたい。まー、特に僕が話を聞いた美容師さんは世界観がすごいのでそのセンスと新しい技術が今までにないものだったとも思うんだけどね・・・

でもそんな時代に美容師やっていたらそーとー楽しいだろうなーーーー。ほぼ白紙の状態からでしょ?!発想を形にできるパラダイスゥーーーー^^

僕は最近雑誌やらなんやら見ててもどーーーーもしっくりこないんだよね。フォトとかも大事だってことは十分わかっているんだけど、その奥の世界観というか、どちらかというとその美容師さんの考え方とか個性とか趣味とかイベントとか、、、技術とか、、、僕はいつも一歩先を想像していたいというか、みんながフォトに力をいれているんだったら、違うことで付加価値を付けたい。ちょっと前までは誰もネット集客やらフォトやらに力を入れてないときからずーーーっと地味にやってきた。でもそりゃ誰だって数こなせばうまくなるし、コツはつかめる。フォトを誰よりもうまくなったってことが付加価値じゃなくて、フォトを誰よりも先に付加価値として結果を出したってことが付加価値そのものなんだよ。(そして大事なのは相手が同業者じゃなくて、一般のお客さんってところね。正直同じ業界の人に支持を受けることに全く興味ありません)それが俺流っす。例えばフォトでもそうだけど、ナチュラルスタイルとかはHOULEさんには叶いません。奇抜なスタイルはSHIMAさんに叶いません。マッシュスタイルはDOUBLEさんに叶いません。コンサバフェミニンはafloatさんに叶いません。無理して同じステージで戦うんじゃなくて、新しい戦場と武器で勝負すればいいと僕は思った。だから僕らassortは赤本と青本の間を上手にとって新しいジャンルのスタイルで勝負をした。(それが新しい武器)そして新しい戦場は誌面じゃなくて→もちろんインターネット。

でもまーちょっと話を戻すと、何年前とかまでわからないけどまだ美容師の先入観とかがない時代に企画とか作れたら楽しいだろーな。企画考えるの大好きなんだよね。でも今ってどんだけ雑誌って読まれてるんだろー?グラマラスがなくなるとか、、、、かなりシビアな時代なんだろうな。よくお客さんに「雑誌っていつも買いますか?」って聞くとだいたいの人が「いやー昔は買ってたり立ち読みしたりしていたけど、今は美容院へいくときにしか読まないねー」って答える。でもよく考えると僕も「わかるぅーーー」と思う。ようは雑誌とネットではマーケットが違うってことよね。ちょっと分析すりゃ数字がでてくるだろーし、何を伝えたいかによって何の媒体を利用して、どのように伝えるかを考えればいいわけね。でもみーーーんな雑誌を読んでいた時代(そこでしか情報を得れない時代)って楽しそう反面、同時にすんごい嫌かも。だって雑誌に出てる美容師や美容院の一本勝ちでしょ?他に沢山いいとこがあってもそこだけしか注目されないわけっしょ?いやーーそれも嫌よね。でなんか知り合いだからっていって雑誌に出してもらったり、どこか有名店の繋がりだから出れるとかね・・・うん、今の方が好きかも。笑。だってぼくらみたいな無名なとこでもチャンスはあるもの。

まーでも今企画を出せっていわれたら、確実に「外国人ヘアについてもの申す!!」的な企画かな。だってさ、ちょっと前からどの雑誌みても「外国人風」とかが取り上げられてきてるけど、美容師だったらわかると思うんだけど・・・

外人は外人だからいいのーーーー!!

そう、髪質も色もベースが全然違うでしょーーーーー。こーしたりあーしたりしたら「あなたも外国人ヘアが手に入る!」・・・なアホな。無理っしょ。ティッシュペーパーで折り紙の鶴を作れって言ってるようなもんで、同じ紙でも素材が全然違うから思うように行かないよー。なのに雑誌やら何やらでいかにも簡単にできるみたいなね。。。ふー、これはどの美容師さんも思っていることだと思う。カウンセリング時、だいたいの美容師さんは「でもこれは外人だからこーであーで」って説明する訳です。時間の無駄。

だから僕は思う、

逆に、

「美容師が暴露!ぶっちゃけ外人ヘアは無理かも?!何故日本人は外国人ヘアをできないのか、どこまでだったらできるのか」を特集したら読者も納得するであろう。どこまで出来るか、どこから出来ないかを表現したら意外と面白いと思う。例えばよくアッシュ系を「外人系」というけど、実は外人は「アッシュ系」が大嫌いで「ゴールド」を好む。外人って元の色があーいうー色だから年取ったりくすんでくるとアッシュ系になっちゃうんだよね。即ちアッシュは「ネガティブ」な感じ。だから「ゴールド」が人気があって、ゴールドのラインが細かく沢山あるんよねー。まー、カラーに関してはair-b店長の木村さんとかがレクチャーしたりしたら視聴率もあがるだろーしね。今の読者ってもっと正直なことを聞きたいんだと思うんだよね。政治とかみててもそうじゃない?もう嘘っぱちの夢の世界のスピーチなんて求めてないのよ。今はもっと現実的でリアルな話を求めているの。だから「ガチカット本」とかがちょーーー売れるわけでしょ?

 

まー、まだまだ沢山思う事あるけど今日はこんなとこで・・・

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