美容業界の変化について。

今日こんな記事を読んだ。

http://unique-piece.jp/lesson_photo/4177.html

40代からのヘアスタイルとヘアケア情報サイト
UNIQUE PIECE -The hairstyle from the ’40s-
(http://unique-piece.net/)

の編集長でもあるヘアライター増田ゆみさんのブログ記事「お客さまはヘアスタイル写真で「何を」見ているか

より。

 

増田さんが言ってる通り、お客様は「ヘアスタイル」より「イメージ」を求めている。

そこで僕は色んなことを思った。そんな一部を書こうかな・・・

 

僕含め、沢山の美容師さんはだいぶ前からこれに気づいてきたと思う。そしてそんな時代のはじまりはヘアスタイルを作る技術面や理論面などの上を大きくスキップして「完成形」のみをプレゼンし、一般人はそれを評価し、そこに集まるようになった。僕の目から以下のように移る:

 

ちょっと前の美容業界(ざっくりね):

 1.理論
2.技術a(基本)
3.技術b(応用)
4.撮影(見せ方)

メリット:

・しっかりとした基礎技術が身に付く。
・理論の土台があるため、柔軟性さえあれば時代に置いてかれない。(薬液含め)
・社会人としての常識が身に付く。(賛否両論)

デメリット:

・技術者になれるまでが長い。(そして単純に、年をとってしまう)
・アシストすることが脳に浸透しすぎて、「技術者・発信者」であることにシフトするまでさらなる時間や調整が必要。
・臨機応変さが欠ける。(柔軟性)

——————————————————————

そして今(これもざっくりね、笑):

1.撮影(見せ方)
2.技術b(応用)
3.技術a(基本)
4.理論

メリット:

・早いうちから感性が磨かれる。(全体の女性像をイメージする能力が身に付く)
・技術者に早くなれる可能性が大である。(お客様を実際カットして担当することによって「美容師」であることを楽しめる。)
・基礎的な技術がどれだけ重要かがわかり、自分自身に落とし込みやすい。

デメリット:

・基礎的な技術や理論に欠ける。(カットが長持ちしない、仕上がり重視、NO再現性、とかね。)
・技術者として若いとお客様に信用されにくく、失客しやすい。(老けている人は別ね・・・ま、どちらかというと見た目より話す内容によってかもね)
・新しい技術や薬液などに対応できない。(基本がないからねー・・・しょうがないよね)

 

・・・・って以前と今って丸っ切り逆じゃね?!?

 

そ、そうなの、本当にそうなの。少しずつ「職人」気質から「芸術家」気質へシフトしている。それが今の美容業界。面白くてよくない?上位の順番をみればわかるように、今までの常識などを覆すような時代になっているだ。そして美容師自身もどのような美容師になりたいかを選べる。(結局最終的にはそこよね)決まりはないはず。むしろ決まりはあってはいけない。お客様も美容師も選びたい道を選べばいいの^^

 

お客様は無理せず、

自分に合う予算の中で、

自分に合う立地で、

自分と共感できるセンスや人間性の美容師さんとHappyになれればいいの。

 

美容師は無理せず、

自分に合う雰囲気のサロンで、

自分に合う教育スピードで、

自分のセンスに共感できるお客様をHappyにすればいいの。

 

どっち(お客様・美容師)も物足りなくなったらステップアップすればいいと思う。

・・・そんなことを思った^^(一部だけどね・・・)

 

やっぱり言葉にするのはムズイ!

 

ではhave a nice day :)

 

ken.kobayashi

 

psこの前誕生日で、スタッフの皆が祝ってくれて素敵な動画をもらった!!嬉しすぎて一日一回は見てしまう!!たはは^^

 


 

twitter: @assort_ken
instagram: assort.ken
facebook: the.ken.kobayashi
youtube: ASSORT FILMS