New York

NY…

僕はテキサス州ダラスで生まれ育ち、約20年間ダラスで過ごした。そして夢や希望を胸に日本へ渡って10年が経とうしている。立ち上げたassortはもちろんまだまだこれからだし、むしろようやくスタートラインに立てた気がする。どんどん前に進み、常に挑戦をしながら今までもこれからも走り続けるのは間違いないであろう。

でもなんだろー、今年に入ってから月1のペースで母国へ戻ってるんだけど、(僕の場合の「母国」ってアメリカなのか日本なのかよくわからんが・・・)なんだか戻ってくる度に疑問や違和感を感じるようになったりしてるかも知れない。

俺は本当はどっち??日本人っぽい?アメリカ人っぽい?

もちろんこんなことを考えていても無駄だし、その時間がもったいのもわかるのでなるべく考えないようにしてきたんだけど・・・今回のNY出張はなんだかピンポイントで刺激を受けている気がする。NYに入ればいるほどなんか違和感が心地良さに変わって maybe I belong here? ・・・みたいな? NYはお店をやるために来ているし、ビジネスとして考えていた・・・でもやっぱりプレイヤーとしてもなんかちょっとやろうかな?(って既にNY州の美容師免許の手続きを進めています・・・笑)

それも美容師としてNYでどうしてもやりたいとかじゃなくて(NYで死ぬほどやりたいけどビザの関係でなかなかできない美容師さんの方、こんな言い方ですいません、悪い意味じゃないです→ひとそれぞれって意味です)、僕自身自分のルーツと向き合うタイミングが来ているんだなーと思う。とにかくこっちでは自己主張をしないと生きてはいけない。黙ってたら誰もなにもしてくれないし、自分から積極的に何事も取り組んでいかないといけないよ。美容やらなんやら以前の事。ハッキリ、大きい声で相手が聞こえるように自分の意見を言う。相手も相手の主張はちゃんとする。お互い本当に50/50の条件で対話をしている姿を毎日、毎時間、毎分、毎秒聞いているというより感じていると本当に自分も昔そうだったのに今の自分は本当に静かになった。(はい、十分うるさいと思われていると思いますが、日本にきた当初は全然こんなもんじゃないっす。かなり暑苦しかったよ。笑)

こっちに1週間弱滞在しているけど、日々自分が変わっていることに気付いてきた(戻ってるのかな?)。やっぱりもう長年日本にいるからね。そりゃちょっと周りを気にしてしまう性格になってしまっているし、言いたい事の全ては言っていないよね。でも4日目にもなればエレベーターで誰かと一緒したら世間話もするし、目が合えば笑って声かけるし、なんかこうフランクな空間になる。そしてこっちにきて沢山の人との出会いがあり、ひとりひとりとお話をしているとだんだん「生き方」をリスペクトするようになってくるんだよね。とっても効率が良い。よく働いてよく休む。プライベートは絶対譲らない。もちろんみんながみんなそうじゃないんだけど、基本ポジティブな人種でみんな今日を生きている。今を生きて、今を感じて、今精一杯幸せを見つけて生きる。自分がhappyだったらそれでいいんだよ。ほんと、シンプルでわかりやすい。

アメリカ人を雇うのと日本人を雇うのとだと本当に全然違うし全く違うアプローチと感性が必要。でもこの地でビジネスを成功できたらまた新たな光がみえ、新たな角度で物事をみれるようになる。なんとしてでも今年中にはNY出店したいし、この経験でまたひとつ引き出しを増やして日本でもアメリカでも活かしたい。

こんなよく意味のわからんことを思いながらセントラルパークを歩く・・・なんかすっきりした。笑。いつも意味不明ですいません。

have a nice day

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